フェンス

 外構の大事なポイントとも言えるのがフェンスです。建物との調和の合った素材や色を取り入れ住宅全体の一体感を大事にします。天然木で木の温もりや味わい深さを演出するのもいいですし、樹脂性の腐らずお手入れの必要性の低いフェンスを取り入れるのもいいと思います。

フェンスを設ける際には、素材や色味に加えて、フェンスの高さや幅にも注目しておきましょう。道路を歩く人の視線や近隣住民の視線が気になると、のびのびと庭で過ごしにくく、また子ども達を安心して遊ばせることもできません。気になる視線をしっかりと遮り、庭で過ごす時間がよりプライベートなものになるようにしておくのです。ゆったりとくつろげて、居心地のいい庭が広がるようにしましょう。これらの気になる視線を遮るには、低すぎたり、幅が足りないということではこれらの気になる視線を遮ることができません。大人の目線が隠れるのは高さ180㎝程度です。室内から見た場合や隣接する敷地の高さによっても異なってくるので、プランナーの人と現地で測量しながらフェンスの高さや幅を確定させましょう。しかし、視界を遮ることばかりに気をとられてしまうと、庭の視界が遮られてしまい、狭さや圧迫感を感じるようになります。気になる目の高さだけフェンスを設けるようにしたり、ボーダーフェンスの板の隙間を広げておいたり、フェンスの色を白やベージュといった明るい色を選ぶようにするのもいいでしょう。

光を通す半透明のポリカーボネート素材を取り入れるのもいいと思います。フェンスに注目して庭の防犯性を高め、よりプライベートな空間が広がるようにしておきたいものです。

造り付け家具

 新築やリフォームの際、家具を併せて計画する家庭が増えています。家造りと同時進行で家具計画を行うことで、後から家具を見つけて、購入するという手間がかかりません。

建物にピッタリの家具を見つけるのは意外と難しいです。サイズがぴったりでもデザインが気に入らなかったり、デザインが気に入ってもサイズが合わなかったりと意外と家具選びは手間がかかります。建物に合わせて家具を造りつけることで、隙間を生むことがないためお掃除のしやすさが高まりますし、床から天井まで有効活用させることもできます。収納力を高められますし、建物に合わせて家具を造りつけることで耐震性にも高まります。日本は地震大国でもあるだけに地震に備えた家造りは大事なことです。そこで最近では、家具を造りつける家庭が増えているのです。大地震の際でも家具が倒れ込む心配がないことで住まいの安全性がグンと高まります。また、空間にスッキリと家具が収まり、室内と同じ雰囲気の色味やデザインの家具にすることで室内全体の印象を高められます。

家具を造りつけることで、自分の気に入った素材や色味、デザインや仕様に仕上がることができます。自分だけのオリジナリティあふれる家具は、家具への愛着を高め、家具を大事に使うようになります。しかし、最近では海外で生産された非常に安価な家具が多く出回っています。素材やデザイン、仕様にこだわりすぎることで非常に高価な家具になってしまうのです。予算に合わせて家具を計画することも忘れてはいけないのです。

パパの居場所

 私の主人がマイホームに希望したことは、書斎スペースです。

この書斎スペースは、広さに余裕のあった寝室を利用して設けました。個室の書斎スペースを希望していたのですが、休日になること書斎スペースにこもってしまうのを防ぐためにスペースに余裕のあった寝室を利用して書斎スペースを設けました。また、個室の書斎スペースを設けるだけの空間的余裕もなかったのです。

しかし、個室の書斎室にするよりも寝室の一角を利用して設けた書斎スペースの方がよかったと主人も話しています。それぞれの空間に独立性が得られるように境には程よい高さの腰壁を設けました。互いの空間で過ごす人の視線が気にならず自分の時間に集中することができます。子ども達が小さいため寝室で家族みんなで寝ているのですが、書斎スペースで自分の時間を満喫しながらも子どもの気配を感じられることで家族の繋がりや安心感が得られると主人は話しています。私も、子ども達の寝かせつけが終わると、書斎スペースで主人と晩酌をしたり、お肌のケアを行ったりしています。

主人の居場所だけでなく夫婦のコミュニケーションの場の一つにもなっているのです。腰壁の壁厚保を利用して壁面収納を作りつけました。漫画をきちんと整理できており、私の美容グッツまでも収められています。また、主人がゴロンと横になって漫画を読みたいという希望を叶るために書斎スペースは畳を敷き詰めました。

今までは寝る時だけしか過ごさなかった寝室ですが、書斎スペースを設けたことで寝室で過ごす時間が増え、また夫婦の会話も増えた気がします。

建売住宅について

マイホームを取得する際に、建売住宅を購入しようか、注文住宅で家を建てようか悩む人も多いのではないでしょうか。それぞれに特徴があるので、その特徴にあった方を選択し、夢のマイホームを手に入れましょう。

建売住宅は、あらかじめ土地の価格を含んだ金額が提示されています。そのため予算化しやすく、土地を探す手間もかかりません。また、建物が完成しているケースが多いため実際の間取りをそのまま確認することができます。設備や収納量などをあらかじめ確認できるので暮らしをイメージしやすいですし、日当たり状況や外からの騒音なども確認できるので、購入するかどうかの大きな判断材料となるのです。

建売住宅を購入した人の大部分が、価格の安さが大きな決め手となったと言います。

建売住宅は、規格化された住宅が多いため、建築コストを安く抑えることができますし、開発地などが多いため土地の代金も安く設定されています。また、入居するまでの時間が短いという特長もあります。建売住宅の場合、すでに住宅は建築済みですし、建築確認申請など時間がかかる手続きも簡略化できるので最短で1~2ヶ月ほどで入居することができます。

しかし、建売住宅にはほぼ自由度がありません。建売住宅の多くが、大人2人・子ども2人の4人家族を想定して建てられています。各建物によって若干の間取りの違いはありますが、ほとんどが同じような間取りの住宅ばかりです。そのため、希望に沿った間取りに出会えるかどうかがポイントでもあります。また、完成しているケースが多いため建築過程をチェックすることができないというのが不安点です。

メリット・デメリットをしっかりと確認してマイホームを購入しましょう。

1坪洗面室

 我が家の洗面室の広さは1坪です。1坪という限られた空間ですが、デッドスペースを生まず、空間を最大限に有効活用させることで必要な物がきちんと収められ、利用しやすい空間となるのです。

まず、扉の開閉でデッドスペースを生まないように引き戸を取り入れました。そして、通常洗濯機の上部辺りに設けられる窓を、天井近くの高い位置に横長のものを設置しました。高い位置に設置するのでチェーンでしっかりと開閉できるものを選びました。高い位置に窓を設けることで物で窓をふさぐこともありませんし、風通りもしっかりと得られます。そして壁面を確保できるため空間を有効活用しやすくなるのです。

この窓の下に洗面化粧台と洗濯機を設置しました。1坪に設置する標準的サイズの洗面化粧台と洗濯機を横並びで配置すると30㎝ほどの隙間が生まれます。この隙間をそのままにしておくのではなく、化粧台と同じ奥行と高さの隙間収納を設けました。わずかな収納力のようにも感じますが、タオルやお化粧道具、ヘアアイロンや洗濯用洗剤など洗面室で必要な物をしっかりと収納しておくことができます。

そして、洗濯機の上部のデッドスペースを無駄にせず、壁面を有効活用させ可動オープン棚を設けました。ここには収納カゴを揃え見た目をスッキリと統一感を高めています。ここには家族の下着やパジャマを収納しています。入浴時には着替えやタオルを置くカウンターがあると便利です。限られた空間にカウンターを設置すると動作がしにくくなってしまうため、折りたたみ式カウンターを設けました。

入浴時には便利なカウンターとして利用し、使わない時は壁にスッキリと収められるのでとても便利です。使用頻度の高い空間だけに利用しやすく、また必要な物がきちんと収められるように収納スペースを確保しておきましょう。

工務店

我が家は地域に密着した工務店に家造りを依頼しました。

工務店は、ハウスメーカーのような大量生産とはことなる、一品生産の家造りを行うことができます。建築主の希望や都合、こだわりを最優先してくれ個性あふれた住まいを手に入れることができるのです。

工務店は、こだわりや理念を強く押し出し、経営者や社員の顔が見えやすい会社が多いので安心できるのです。建築主の要望に丁寧に耳を傾けてくれるため、希望が叶いやすいのです。住宅への要望やこだわりを強く持っている人は、工務店が向いているかもしれません。しかし、素材や工法など工務店独自のこだわりを持つ会社が多いため、価値観を共有できるかどうかがポイントでもあります。変わったデザインでなくても、建築主の住まいに対するこだわりとその工務店の独自のテイストが現れるため、個性が出やすいのです。

また、ハウスメーカーのように広告宣伝費などがかからないため、同じ仕様の家ならハウスメーカーよりも安くつくることができるというのも大きな魅力です。そして、地域での評判を大切にすることから、施工はもちろん引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視してくれるので安心できるのです。このような魅力があるのですが、世間一般的には会社規模が小さいことで不安視されることも多いのです。また、一つひとつの打ち合わせを重視するため、設計から完成までには時間がかかってしまいます。家造りの大事な一歩となる業者選びだけに、自分達に合った最高のパートナーを見つけ出しましょう。

家造りで大事なこと

 家造りを行うほとんどの人が、予算内でできるだけ広い家を建てたいと希望することと思います。小さな建物でも、工夫次第で十分ゆったりと暮らすことができます。家造りのポイントは、できるだけ建物はコンパクトにして、中を広く見せる工夫をするのです。

まずは、壁です。視界を遮ってしまう壁はできるだけ設けないようにして、視線が奥へと繋がるようにします。視線が繋がることで広さや開放感が得られますし、家族が顔を合わせてコミュニケーションが取りやすくなるのです。しかし、全く壁がなくなってしまうと空間が間延びしてしまい、空間のメリハリも損なわれてしまいます。そこで腰壁や垂れ壁など視線を抜けさせつつも、間仕切りの役目を果たす壁を上手に取り入れるのです。そして、無駄な廊下スペースをできるだけつくらないようにします。

今までは当たり前のように設けられていた廊下ですが、最近ではデッドスペースとして考えられるようになってきました。和室を設ける際には、LDKと一体にすることで廊下が必要なくなります。廊下スペース分を居住スペースにあてることができますし、収納スペースの充実に繋げられるのです。

また、玄関ホールからLDKに入る扉を少し斜めにします。まっすぐに入る時に比べて、見渡せる範囲が広くなります。そうすることで部屋が広く感じられるようになるのです。そして、LDKの天井の高さを高くしたり、一部分に吹き抜けを取り入れます。そのようにすることで広さや開放感がプラスされます。

これらの点に注意して、広々と、居心地のいい空間が広がるようにしておきましょう。

家事動線

家事動線に注目して間取りを決めることで、家事の効率化が図れ、家事の時短を実現できます。365日休みのない家事だけに家事を効率よく行え、体に負担がかからない環境を整えておきたいものです。

我が家は、玄関から直接キッチンへ行けるようにしました。玄関からリビング・ダイニングへ行く動線ももちろんあるのですが、玄関からシューズクロークを通り、靴や上着をしまい、キッチンへと入れる裏の動線も設けたのです。この動線は私だけでなく、家族も利用します。玄関からシューズクロークへ入り靴や屋外で使用したものをしまい、上着をハンガーにかけて室内へ入るようになっているので靴や物が玄関に散らかりにくくなりましたし、いつまでもリビングに脱ぎっぱなしの上着が散らかる状況も避けられています。このようにすることで玄関からリビング・ダイニングへ行く表の動線は、きれいな状態が保て、急なお客様にもスムーズに対応できるのです。

そして、毎日行う家事の一つでもある洗濯の動線にも注目しましょう。

我が家は、洗濯と物干しを一直線で繋ぎました。洗面室に設置している洗濯機と物干しスペースの間にはユーティリティを設けています。ユーティリティでは室内物干しを完備していますし、作業カウンターを設けているので洗濯物をたたんだり、アイロンがけなど作業をすることができます。その先に屋外用の洗濯物干し場を設けています。屋外で干している衣類をサッと室内物干しへと移動させることもでき、その場で洗濯物をたたむこともでき家事の効率が非常に高められています。

家事動線に注目し、家事への不満のない住まいを目指しましょう。

家族のコミュニケーションを大事にしよう

家で過ごす時間は家族とのコミュニケーションを大事にしたいものです。そこで住まいが以前と比べて一番変わってきたことは、階段を設ける位置です。

今までは玄関近くに設けられていた階段ですが、最近ではリビング内に階段が設けられるリビングイン階段が増えています。階段をリビング内に設けることで家族のコミュニケーションをより大切にすることができます。玄関近くに階段が設けられていると、子ども達が帰宅して直接二階の自室へ向かうことができます。親は子どもがいつ帰宅したのか気づかなかったり、気づいた時には外出していたということもあったのです。しかし、リビングイン階段にすることで家族が集まるリビングを必ず通らなければ二階の自室へ子ども達は向かうことができません。リビングで家族が顔を合わせる機会が自然と作り出され、顔を合わせることで会話も生まれやすくなるのです。思春期を迎えると親と会話をするのも面倒に感じてくる子ども達ですが、これなら会話がなくても親は子どもの表情を伺うことができ、ちょっとした変化にも気づいてあげやすくなるのです。

このリビングイン階段は子どもの犯罪率を減らしているとも言われています。会話を大切にすることで家族関係の良好さを保ちやすくなりますし、親がいるリビングを通って、堂々と夜外出はしにくいだけにこのような結果に繋がっているのかもしれません。

我が家は、二階にも家族で集えるファミリースペースを設けました。セカンドリビングのようなこの空間は、一階とは違う家族の時間が流れています。一階では同じ空間にいながらも、私は家事が中心ですし、子ども達は遊んだり、勉強したり、主人はテレビを見たり、パソコンを使用したりと思い思いの時間を過ごすことが多いです。しかし、二階のファミリースペースでは、家族みんなで寝る前の時間にゲームをしたり、アルバムを開いたりと家族みんなで何かをすることが多いのです。

このように家族とのコミュニケーションが深められ、家族の繋がりを感じられる家造りをしたいものですね。

住まいのかお

 玄関は「住まいのかお」とも言われる部分です。家族が毎日出入りを行うのはもちろん、家に来たお客様が最初に足を踏み入れる場所です。それだけに、スッキリと美しい空間を保てるようにしておきたいものです。

美しい玄関を保つためのポイントは、シューズクロークの収納力と動線のスムーズさです。玄関横に設けられるシューズクロークには、家族の靴を大容量に収納しておくことはもちろん、屋外で使用する子ども達のおもちゃや三輪車、工具や洗車用品、アウトドア用品やガーデニング用品などまで収納できるようにしておくと便利です。収納力のない靴箱だと脱ぎっぱなしの靴が散らかりやすくなりますし、子ども達のおもちゃやベビーカー、ゴルフバックなどがつい玄関の脇にいつまでも置きっぱなしになってしまうのです。そこで収納力の高いシューズクロークを設け、家族みんなの靴がどこにあるかがひと目で把握でき、また土間収納を確保してこれらの大きさのあるベビーカーやゴルフバック、部活用品などもスッポリと収められるようにしておきます。土間収納があると、屋外で使用して汚れていてもサッと収納できるため急な来客時にも対応しやすいのです。収納力をアップさせると同時に、シューズクロークからそのまま室内へ入れるように動線を確保しておきます。これなら、靴や物をしまい、そのまま室内へと入れるため無駄な動きが一切なくなり、靴や物をより片付けやすくなります。湿気やニオイ対策として、換気扇やナノイー発生機の設置などにも配慮してより清潔感のある玄関にしたいものです。